
2023年のゴールデンウィーク(GW)は飛行機に乗って旅行に行きたい!久しぶりだからスムーズにいくか心配。羽田空港のGWは混んでるのかな?混雑は避けるにはどうしたらいい?
この記事では、そんな疑問を解決します。
世間では行動制限もなくなり、大型連休のゴールデンウィークには飛行機に乗って多くの人が旅行に出かけることが予想されています。
しかも飛行機を予約していたのに手続きが混雑の影響で遅れたり出来なかったりすると、搭乗口まで走ったり、しまいには飛行機にも乗り遅れてしまう人もいます。
そんな最悪の事態を避けるため、混雑する日を事前に知っておくことでスムーズな飛行機旅行を実現させることができます。
この記事では航空業界10年以上の経験をもつ私が、羽田空港のリアルと共に混雑予想と飛行機に乗り遅れない対策をお伝えします!
ゴールデンウィークに飛行機でお出かけする人は必見です。
羽田空港ゴールデンウィークGW 2023年の混雑予想
2023年のゴールデンウィークは4月29日(土)〜5月7日(日)。
5月1日(月)、2日(火)は平日なのでお仕事がお休みの場合最大9連休!
混雑する日はいつ?
羽田空港の2023年のゴールデンウィーク(GW)はいつから混雑し始めるのでしょうか。
ずばり通常期に比べて混雑する予想期間は4月28日(金)〜2023年5月8日(月)です。
そして本格的に混雑し始めるのは、4月28日(金)の午後から。
仕事終わりや学校終わりにそのまま飛行機に乗って旅行に行く人や、単身赴任や出張のビジネスマンが帰宅する為、ゴールデンウィーク前日から混雑しやすいです。
出発便の混雑ピーク予想は4月29日(土)/30日(日)/5月3日(水)/4日(木)/5日(金)。
そして到着便の混雑ピーク予想は5月5日(金)〜7日(日)。
混雑する時間はいつ?
羽田空港を出発する便は、どの時間帯が混雑しやすいのでしょうか。
まず午前中は、朝7時〜12時までに出発する便。
特に朝7時台〜9時台は日本全国への始発便が出発する時間なので、ほぼ満席便となり大混雑します。
午後の混雑は、仕事後にも搭乗できる19時台〜20時台の最終便にかけて混雑します。
大混雑が予想されるのは・・・
・4月29日(土)/30日(日)/5月3日(水)/4日(木)の7時〜9時台、4月28日(金)19時台〜20時台
・29日(土)/3日(水)/4日(木)/5日(金)/は終日混んでいる可能性が高い。
羽田空港ゴールデンウィークGW 2023年の最大の混雑ポイント&回避方法


①駐車場
羽田空港の国内線第1・2ターミナルだけでも、かなり大きな立体駐車場が4つ(P1〜P4)。
それなのに3〜4時間待ちもあり得るのが混雑時期の恐ろしいところ。
7時台の出発便が混雑する事を考えれば、朝6時くらいまでに駐車しないと厳しいかもしれません。
空港に来てすぐ帰るのはお見送りにきた人だけ。
駐車場に停めようと思って列に並んでいても空きが出ることは少なく、長時間の待ち時間は覚悟が必要です。
駐車場→保安検査場まで無駄なく最短で行くには、利用する航空会社や搭乗口に近い駐車場に停めることが重要になってきます。
・P1(2,351台)第一ターミナル
JAL南ウィング、スターフライヤー
・P2(2,315台)第一ターミナル・予約可
JAL北ウィング、スカイマーク
・P3(2,449台)第二ターミナル・予約可
ANA(搭乗口51〜62)、ソラシドエア、エアドゥ
・P4(3,087台)第二ターミナル・予約可
ANA(搭乗口62〜73)
・P5(2,910台)第三ターミナル・予約可
国際線
最寄りターミナルや航空会社はこの通りですが、どうしても駐車場に空きがない場合は、違うターミナルの駐車場を利用することもできます。
駐車場の空き状況は羽田空港駐車場の公式サイトで確認できます。
ちなみに羽田空港の駐車場は利用日の30日前から予約ができますので、予定が決まっている場合は予約したほうがいいかもしれませんね。
予約金も必要になりますが、待つ煩わしさから解放されるのでピーク時期は予約がおすすめです。
【業界人ならこうする】
・家を出るときに駐車場の空き状況を確認
・出発ターミナルと搭乗口に合わせて駐車場を決める。
もし満車で絶望的な状態なら電車で行くとこや、羽田空港から少し離れた駐車場を探します。
羽田空港の駐車場で空きを待つのは、飛行機に乗り遅れるリスクも大いにある為あまり現実的ではないかも。
②チェックイン
JAL(webチェックイン)、ANA(オンラインチェックイン)は事前にweb上で搭乗手続きができるようになっています。
予約・購入・座席指定が完了していればチェックイン可能なので、できれば事前に済ませましょう。
web上でチェックインができなくても空港の自動チェックイン機で手続きができますので焦らなくても大丈夫。
自動チェックイン機は混雑していても5分〜10分くらいの行列です。
待ち時間に搭乗口はどこなのか、遅延は発生していないかチェックしましょう!
【業界人ならこうする】
・事前にオンラインチェックインをする
・空港到着前に航空会社のサイトから搭乗口や遅延が出ていないか運航状況を確認する
羽田空港はかなり広いので搭乗口をあらかじめ確認しておくと、おのずと保安検査場もどこが近いのか決まってきます。
その近くの自動チェックイン機でチェックインしたり手荷物を預けるのが最短ルート!
③手荷物預け
羽田空港ではJAL・ANA共に『自動手荷物預け機』がありますので、キャリーケースを持っている場合は自動の機械で預けることになります。
自動とはいえ、荷物を1つずつ預ける操作が必要なので意外と並んだりします。
それでも機械導入前よりは待ち時間短縮されましたが、、
ピークの混雑時期は最大30〜40分くらいを見ておいた方がいいかもしれません。
【業界人ならこうする】
家での準備段階で預ける荷物と持ち込む荷物をしっかり分けておき、空港についたらすぐ手荷物を預けるのみ!という状態に。もし荷物を預ける時間ももったいない〜!と思うのであれば事前に宅配で送るのも有効。
④保安検査場
保安検査場も1人ずつ荷物検査がおこなわれるので混雑します。
ターミナル内にあるフライト情報が表示された電光掲示板には、保安検査場のアルファベットが記載されています。
これは単純に近い搭乗口が表示されているだけで、必ずしもここを通らないといけないわけではありません。
(スターフライヤーやスカイマークは例外あり)
保安検査場の中は繋がっていますので、空いている保安検査場を通過することもできます!
保安検査場で待ち時間30分程度かかると見込んで、お手洗いを済ませたりお土産見たり買ったりする事を考えて、出発の1時間前には保安検査場に並び始めたほうがいいですね。
【業界人ならこうする】
・搭乗口や近くの保安検査場をすでに確認しているので、手続きが終わり次第すぐ通過。
・保安検査場通過後に、もう一度搭乗口が変わってないか確認。(何かしらの案内用紙がでてくる)
ここで違う方向へ進んでしまっては無駄足になってしまうのでご注意を。
羽田空港ゴールデンウィークGW 2023年の混雑予想:何分前に空港に到着すればいい?


余裕を持った行動ができるのは、出発時間の2時間前がおすすめです。
スケジュールのイメージはこんな感じ。
- 2時間前:空港到着
- 1時間20分前:搭乗手続き&手荷物預け完了
- 1時間前:保安検査場に並ぶ&通過
- 30分前:搭乗口に到着
- 30〜20分前:飛行機への搭乗案内開始
かなりざっくりしていますが、この他にお土産を見たり、お手洗いでも並んだり、カフェで並んだり、混雑していると思うように進まないこともあります。
羽田空港ゴールデンウィークGW 2023年:飛行機に間に合わなさそうな時
飛行機に乗り遅れてしまうのは、『駐車場に車を停められない』という原因が意外と多いのです。
その他には、単純に空港に来るのが遅かったり、手荷物預けや手続きカウンターや保安検査場で並んでいたけど締切時間になってしまったことで、乗り遅れてしまいます。
カウンターや保安検査場にいて、出発時間まであと30分を切っている場合は航空会社スタッフに時間が迫っていることを伝えましょう!
『○時○分発△△行きのお客様〜!』と係員も乗り遅れないように声かけをしてくれていますし、保安検査場やカウンターには時間別の優先レーンを設けてくれていることもありますので利用してくださいね。
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まとめ
羽田空港のゴールデンウィーク(GW)2023年の混雑予想日と混雑するポイントと回避方法をまとめてみました。
せっかくのゴールデンウィーク、羽田空港の大混雑により焦ってしまうこともあるかもしれませんが・・・
時間にゆとりを持ってのんびり空の旅を楽しんでくださいね。
それでは良い旅を^^
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