子どもに世界地図や地理に興味を持ってほしいのだけど、どんな絵本や教材を使ったらいいのかな。たくさん種類があって迷うし、どう使い分けたらいいのか難しい!
この記事では、そんな時に取り入れてほしい子ども向けの世界地図が学べる絵本&教材を紹介します。
家族旅行などで飛行機でお出かけをするときは学ぶチャンス。
旅行のついでに楽しみながら、世界地図や国旗を学ぼう!
小学生になると世界地図や国名や首都、国旗を覚えることは必須になってくるので、幼児のうちから少しでも触れて親しんでおきたいですよね。
今回紹介する絵本や教材は、『勉強すること』が目的ではなく『遊びながら楽しく学べる』ものを選びました!
小学校の授業で学ぶよりも幼児のうちから、
- 旅行先を学ぶ
- 好きな国旗を探す
- おもしろい形の国を見つける
- 入浴中の親子の会話に
楽しみながら自然と身につけていくのが理想ですよね!
世界を広げ、好奇心をくすぐってくれる、おすすめの世界地図や国旗の絵本や教材をご紹介します。
飛行機の窓から「今どこ飛んでるんだろう?」と地形や地図を眺めるのが好き!
旅行好きな航空業界10年以上の経歴を持つ私が紹介します!
- 飛行機すき、旅行すき
- 航空業界歴10年以上
- 旅行業務取扱管理者所持
- 全国41都道府県旅行
- 楽しく、ゆる知育
- 週1で図書館通い
世界地図の幼児向けおすすめ地理絵本・本
3歳頃になると絵や写真を見てモノや言葉を理解できるようになってきます。
まだ地理について概念がないからこそ、絵本で学ぶことによって好奇心をくすぐられ世界を広げていくことができます。
3歳以降になるとおじいちゃんおばあちゃん、親戚、お友達とのコミュニケーションも取れるようになってくるため、住んでいる場所と紐づけて学ぶと子どもはどんどん吸収していきますよ。
『くろくまくんのせかいちずえほん』
学習教材『くもん』の「くろくまくん」が登場します!
くもんでお馴染みのくろくまくんと一緒に世界一周しながら世界地図に親しんでいくことができる絵本。
くもんやくろくまくんの絵本を見たことのある子どもはより受け入れやすいかもしれませんね。
優しいタッチの絵で大人も癒されます。
くろくまくんがまずかわいい。家族との会話につながる内容が多く、親子で読んでいて楽しめます!
『世界の国図鑑』
キャラクターで学べる『世界の国図鑑』。
特産品や動植物モチーフのご当地キャラで各国の特色や地理がよく学べます。
ふりがなも付いているので子どもが自分で興味のあるところから読むことができます。
子どもの心をつかむのには良い図鑑です。
漢字も使われていますが、キャラクターが可愛くてみやすくお子さんが楽しめる図鑑です^^
『るるぶ 地図でよくわかる 世界の国大百科』
有名な観光マップ『るるぶ』からも世界地図が学べる本が出版されています。
観光本というよりはしっかりとその国のことの基本的な情報が学べます。
るるぶの観光本と同様、カラフルな絵や写真でわかりやすく、何より見ていて楽しい。
子どもと一緒にみて、食べ物や生活の違いなどの異文化を感じてくださいね。
海外旅行する機会があれば予習復習にも最適。
『今度〇〇という国に行くんだよ〜』『〇〇に言ったよね』と教えてあげると嬉しそうにしてくれること間違いなしです。
大人が見ても次の旅へのワクワクが生まれる本です!
世界地図の幼児向けおすすめ地理教材
続いては世界地図が学べる地理教材をご紹介します。
おフロでおぼえる!せかいちず
お風呂に貼れる世界地図と国旗のポスターです!
子どもとのお風呂の時間って何をしていますか?
おもちゃで遊んだり、お話したり、親子の大切な触れ合いの時間ですよね。
そんな時に、お風呂に貼る世界地図のポスターを見ながら会話を弾ませてみるのもおすすめです。
こちらはカラフルに色分けされていて大きく太字のひらがなで記載されていて見やすく、各国の国旗も記載されています。の名産品も記載されているのが特徴です。
縦のサイズは78cmもあり、大きくて見やすい!
まずは自分の住んでいるところはどこだろうと探してみて、〇〇が有名なんだね、とリンクして覚えれば記憶にも残りやすいはず。
逆に、子どもが興味を示した名産品から都道府県を探すのもあり!
お部屋に貼るポスターはビリビリに破られてしまったので、水に強く破れないのも嬉しいポイントです!
4歳の娘は、ディズニー映画『アナと雪の女王』の舞台であるノルウェーがお気に入り。風呂に入るたびにノルウェーを指し、国旗と共に記憶しています。
子どもは何事も『楽しい』『おもしろい』を基準にスポンジのように吸収していくので、親としても子どもの視野を広げてあげたいですね。
『学べる日本地図、世界地図』
小学生頃からはこちらがおすすめ!
小学生以上のお子さん向けの世界地図と日本地図が2枚セットになったポスターです。
主に学校の授業で習う内容の山脈・河川・盆地・海流・平野などが記載されており、地図上で位置確認できるのが覚えやすいポイント。
中学受験を考えているご家庭にもおすすめ。
ふりがながあるので小学校低学年の子どもでもひとりで楽しめます!
世界地図の絵本・教材の選ぶポイント
世界地図の絵本や教材は今や溢れかえっていて何を選べばいいのか判断が難しいな。
絵本やおもちゃ、教材にはすべてに『対象年齢』というものが記載されており、最初はどれが自分の子どもに合っているか、どれを選べばいいのか分からないですよね。
買っても興味を持ってくれなかった、となると悲しい。。
そうならないためには、以下のポイントを抑えて選んでみましょう!
- 視覚的な魅力と分かりやすさ
- 内容の豊富さと教育的な価値
- 大人が楽しむこと
それではひとつずつ見ていきましょう。
視覚的な魅力:見て楽しい
世界地図の絵本や教材は、子どもたちが興味を持ち、見て楽しく学べるような視覚的な魅力が必要になってきます。
カラフルで鮮やかなイラストやグラフィックを用いているものを選べば、地理的な情報も分かりやすくスムーズに伝わります。
また、それぞれの地域や国の特徴をわかりやすく表現し、視覚的な要素を通じて地理的な概念を理解しやすくすることが大切です。
内容の豊富さと教育的な価値
選ぶ絵本や教材は、地理的な事実や文化的な情報が豊富に含まれていることも重要です。
子どもに地球上のさまざまな国や地域について知ってもらうために、地理的な特徴、言語、伝統、歴史などの要素が適切に盛り込まれていることが理想的です。
また、地図のスケールや方向性などの基本的な地理的概念を教えることに焦点を当て、学びの基礎を築く教育的な価値があることが重要です。
対象年齢は気にせず大人が楽しむこと
ここまで教材を選ぶ時のポイントをお伝えしてきましたが、まだ早いかな、簡単かなと思うものでも実際に子どもに与えてみてから判断すればいいのです。
ちょっと早いかなと思っていても、子どもには少し上の年齢の絵本が新鮮で夢中になることも。
逆に、簡単かなと思っていても理解しやすくて楽しいと感じてくれることもあります。
親が楽しいなと思える物を選べばいいのです。
パパ・ママが楽しそうに興味を持って教材を見ていると、なんだろう?気になるな、と子どもも自然と興味を示してくれます。
ポイントは親が楽しむこと。
簡単な声掛けで子どもに興味を持ってもらいましょう!
- 自分の住んでいるところ
- 次はここに行ってみたい!
- おもしろい形の国や島
などなど、興味があったり関連のある地域からパパママと楽しく触れていくといいですね。
些細なことでも子どもは『楽しい』と感じたらそれを記憶する力を持っています!
『楽しい』『おもしろい』と感じてもらうために、どう“のせる”か。
最大限に子どもの能力を伸ばしてあげられるよう親としてもサポートしていきたいですよね。
絵本で地理を学んだあとは、実際にその土地を訪れて『本物』に触れ合うことも大事。
まとめ
今回は幼児向けの世界地図や国旗について楽しく学べる絵本や教材をご紹介しましたが、気になるものはありましたでしょうか。
小学校の授業で机の上で無理やり覚えようとしてもなかなか頭に入ってこないのが現実。
世界地図や国旗は幼児のうちから生活の一部として自然と身につけておくといいですね。
興味のある場所から少しずつ幅を広げて、ゆっくり知識を身につけていきましょう!
子どもの興味に寄り添った絵本や教材を選んであげたいですね。