0歳の小さな赤ちゃんを連れて飛行機に乗って大丈夫なのだろうかと漠然と思っていませんか?
飛行機の中で大人しくしてくれるだろうか…耳抜きが上手くできずに泣いてしまったらどうしよう、と心配になりますよね。
自分たちの席の前後左右だけ誰も座っていない状況ならまだいいのですが、そんなわけにもいきません。
赤ちゃんと飛行機に乗るときは、パパママとしても初めての経験ばかり。
今回はそんな心配事を解消する為、4歳・1歳の子育て中の私が実際に飛行機に乗るときに実践している耳抜きのやり方と、耳抜きをするタイミングを経験から詳しく紹介します。
- 4歳児の搭乗回数は28回(0歳:7回、1歳:9回、2歳:4回、3歳:2回、4歳:6回)
- 1歳児の搭乗回数は6回(0歳:4回、1歳:2回)
- 私1人で2人連れて飛行機に乗った回数4回。
赤ちゃんや子どもと一緒に飛行機に乗る人は必見です!
航空業界10年の経験を持つ私が、赤ちゃんの耳抜き方法を細かく伝授します!
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赤ちゃんと飛行機 耳抜きは必要!?
私たち大人でも飛行機が離陸する時や、着陸のためにゆっくり高度を下げている時、耳がキーンと痛くなった経験はありませんか?
赤ちゃんや幼い子どもと飛行機に乗るときに気をつけてほしいのは『耳抜き』。
実は年齢が低いほど耳抜きが上手にできず、耳が痛くて泣いてしまうんですね。
赤ちゃんや子どもが泣いてしまったら、親としても周りの乗客の視線も気になりますし、なかなか泣き止まない赤ちゃんにも焦ってしまいます。
そうならない為にも、赤ちゃんの耳抜きはきちんとして対処あげましょう!
赤ちゃんと飛行機 授乳以外の耳抜きの方法は?
耳抜きといってもいったい何をどのようにすれば良いのでしょうか。
母乳を飲んでいる赤ちゃんであれば離陸に合わせて授乳をしてください。
授乳以外の耳抜き対策で用意するものは、飲み物・食べ物です。
ミルク、使い慣れたマグ、紙パックジュース、お弁当やおにぎり、スナック菓子やラムネなどいろいろ多めに用意しておきましょう。
哺乳瓶でミルクをあげる場合は、飛行機に乗ってすぐCAさんにお願いするとお湯を入れてミルクを作ってくれます。(哺乳瓶にミルクを入れて渡しましょう)
赤ちゃんと飛行機 耳抜きのタイミングはいつ?
離陸する時
離陸したらすぐ食べ物や飲み物をあげましょう。
機体が安定するまで(目安はシートベルトサインが消える頃まで)子どもの様子を見ながら食べ物や飲み物を与えてくださいね。
食事の時間に合わせたフライトであればこのタイミングで機内で軽く食事をするのもいいですね。それだけで機内で過ごす時間を稼げますから。
着陸する時
着陸時は、「着陸に向けて徐々に高度を下げていきます」と機内アナウンスがあったタイミングで様子を見ながら飲み物・食べ物を与えてあげましょう。
離陸の時よりも長い時間、耳抜きと戦うことになりますので(長い時は20〜30分ほど)飲み物や食べ物は多めにあったほうがいいですね。
飲み物や食べ物が底を尽きて、耳が痛くなり泣き出してはこれまでの努力が水の泡になりかねません!
少し多めに持っておくと安心ですね。
飲み物でしたら、CAさんにお願いするとお水やジュースなどの機内サービスのドリンクを用意してくれます。
シートベルトサインが消えている時にお願いしてみるのもいいですね。
赤ちゃんと飛行機 寝てたら耳抜きどうする?
いざ離陸・着陸の時に赤ちゃんが寝ていたら耳抜きはどうすればいいのでしょうか。
赤ちゃんは寝ている時も耳の痛みを感じて起きてしまうのでしょうか。
赤ちゃんがスヤスヤと眠っている時は耳抜きしなくても大丈夫です!
寝ている時に気圧の変化があっても一度も起きたことはありません。
飛行機に乗る時はお昼寝の時間を狙ったり、たくさん遊ばせて飛行機でぐっすり眠ってくれるように誘導するのがベストですね^^
赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?
そもそも赤ちゃんはいつから飛行機に乗ることができるのでしょうか。
結論、生後8日から搭乗できます。
里帰り出産などで生後1ヶ月程で自宅に戻る時は、赤ちゃんと飛行機に乗れますのでご安心くださいね。
生後8日〜2歳までは大人の膝の上に座らせれば無料で搭乗できます。
3歳からは小児運賃がかかり、大人と同様1席分座席を購入することになります。
0歳の赤ちゃんが1番ラク!?
実は私の現役CAの友人たちから、1番大人しく、旅行や帰省しやすいと言われているのが0歳児の赤ちゃんです。
その理由は月齢が低いほど寝る時間も長いため。
お昼寝の時間を狙ったフライトであればあるほど、飛行機の中でもスヤスヤと眠ってくれる赤ちゃんが多いのです。
とはいえお昼寝の時間に飛行機に乗れない、調整できないということはよくあること。
赤ちゃんがお昼寝してくれたらラッキー!くらいの軽い気持ちで対策するのが得策です。
まとめ
飛行機の機内での赤ちゃんの耳抜きのやり方やタイミングについてご紹介しました。
飛行機に何度も乗っていても、耳抜きができる・できないはその日の体調次第で変わってくるものです。
親としても耳抜きができなくてツラい思いをしてほしくないというのが本音ですよね。
この記事でご紹介した機内での過ごし方をぜひ参考に、子どもとのフライトを楽しんでくださいね。