この記事をみてくださっているということは、もしかして今まさに空港や保安検査場、搭乗口へ向かっている最中なのではないでしょうか?
空港に到着するのが締切時間ギリギリで間に合わないかもしれない
飛行機に乗れないかもしれない
それでも出来ることはたくさんあります。
この記事では、そんなギリギリの状況でも
諦めずに、なるべく飛行機に乗れるよう対処法をご紹介しています。
もし空港への到着が締切時刻を大幅に過ぎてしまったり、飛行機に乗れないことが確実な場合はこちらも参考にしてくださいね。
▼飛行機に乗り遅れてしまった時のチケットの対応方法はこちらで解説しています!
航空業界10年以上の経験を持つ私がお伝えします!
飛行機のオフラインでも楽しめる暇つぶし対策!長時間フライトも有効活用しよう!詳しくはこちらの記事で紹介しています。
空港の保安検査場に間に合わない!飛行機に乗り遅れそう!どうする?
チェックイン・保安検査場の締切時間は?
大前提として、空港の国内線各航空会社のチェックイン(搭乗手続き)・保安検査場の締切時刻は予約便出発時刻の20分前です。
出発20分前までに
- 搭乗手続き
- 手荷物預け
- 保安検査場通過
この3つを完了していないといけません。
ギリギリ滑り込みを厳密に言うと保安検査場で搭乗媒体をタッチし、エラーにならなければセーフです。
つまり、搭乗手続きが済んでいても保安検査場でエラーになればアウト!
すぐに係員に伝えてください。
空港、保安検査場に間に合わない時はどうする?対処法
①航空会社に電話する
まずは、電話できる状況であれば、利用する航空会社に電話をしましょう。
- 便名、予約番号、名前、同行者の有無
- 締切時間に間に合わないかもしれない
- 空港までの交通手段と、到着時間
- 預ける荷物はあるのか?
- 持ち込み荷物にハサミや工具類などの先がとがったものは持っていないか
電車なら利用路線と電車の到着時間を伝えるといいですね。
バスや電車は事故などの遅延理由がある場合は一緒に伝えましょう。
ハサミや工具類を持っている場合、もし乗れることになった時は廃棄してもらう可能性があります。
②運航状況を確認する
航空会社にも電話をして、あとは空港に無事に到着するのを待つだけ・・・
そんな時は、利用する航空会社の公式サイトで運航状況を確認してください!
- 遅延が発生していないか
- ターミナルや搭乗口の場所
もしかしたら遅延が発生していて乗れるかも!?
そしてターミナルや搭乗口の場所も今一度確認しておきましょう。
大きい空港だと距離感も多少つかめますし、どの保安検査場を通過するのが1番早く搭乗口にいけるのか、考えることができますからね。
③チケットを準備する
手元に予約の確認がとれるものを用意する
- 二次元バーコードのついたeチケット控え
- マイレージカード
- 9ケタの確認番号
- 支払いに使用したクレジットカード
eチケット控えとは予約便の情報がはいってる二次元バーコードで、搭乗券の代わりになるものです。
搭乗手続きや保安検査場で使いますので、すぐ出せるところに用意しましょう!
保安検査場へ直行できるチケット?
座席指定が済んでいて、eチケット控えやマイレージカードを持っていると搭乗手続きなしで保安検査場へ向かうことができます。
自分が持っているチケットは
- 搭乗手続きのためにカウンターに行くべきなのか
- 保安検査場へそのまま向かっていいのか
これが分かるだけでかなりタイムロスを防げます。
- 座席指定が済んでいる
- 預ける荷物がない
- JAL:『タッチ&ゴー』表示あり
- ANA:『skip』表示あり
機内へ持ち込めないサイズの荷物や、機内に持ち込めないハサミ・工具などの制限品を持っている場合は手荷物カウンターへ立ち寄る必要があります。
自動チェックイン機や手荷物預け機を使っても『締切時間を過ぎています』とエラーが出てしまいます。
保安検査場通過が20分前までに間に合わない時はどうする?
空港には早くに到着していて、搭乗手続きも手荷物預けも済んでいる!
だけど、食事をしていたり、お土産を見てのんびりしすぎちゃった!
保安検査場が混雑していて並んでたけど締切時間が近づいてきちゃった!
などいろいろなパターンもあります。
大きな空港では、保安検査場に出発時間のせまったお客様のための優先レーンというのがあります!
だいたい出発時間30分前の方から優先されていきます。
※ここで注意してほしいのが、搭乗手続きが必要ない人。
締切時間までに保安検査場でeチケットをタッチしないと『乗り遅れ』とすぐ判断されてしまいます。
少し大袈裟ですが・・・
手続きが済んでいない=空港に来ていない
と捉えることもできます。
空席待ちの人がいれば、その人たちに席を譲ってしまう可能性がありますので、20分前を過ぎてしまった場合は早急に航空会社係員へ伝えてください!
搭乗手続きを済ませていたり、荷物を預けている場合は締切後すぐに座席を譲られることはありませんが、保安検査場で早く通過するように呼び出しされるかもしれません。
搭乗口まで行くのが間に合わない時はどうする?
国内線の多くの航空会社は『搭乗口へは10分前までにお越しください』と掲げています。
時間に余裕を持って空港にきて、搭乗手続きや保安検査も済ませて、搭乗口へ向かう人がほとんどだと思います。
では、なぜ搭乗口に間に合わない状況になるのかというと
- 食事をしていたり、お土産をみたり
- ラウンジでのんびりしてしまったり
- 乗り継ぎ時間が長かったり、空港に早く着きすぎたりして眠ってしまった!
- 搭乗口が変更したことに気がつかず、新しい搭乗口へ間に合わない!
などなど、保安検査場を通過していても乗り遅れることはあります。
どんな理由にせよ、出発時間になったら飛行機は動き出してしまいますから、とにかく急いで搭乗口へ向かいましょう!
もし出発の10分前を過ぎていた場合、アナウンスなどで呼び出されている可能性もありますので、近くにいる航空会社係員に行き先や搭乗便名と名前を『ここにいるよ!』とアピールしてくださいね。
もし呼び出されても申告しなかったら・・・?出発時間となり搭乗できなくなることもあります!
まとめ:なんとかなる場合もある!
飛行機に乗り遅れそうになった時にやるべきことをまとめましょう。
- 航空会社に遅れそうな旨電話する
- 運航状況を確認(遅れが発生していないか、出発時間、搭乗口)
- 手元にチケットやマイレージカードを用意する
空港に間に合わない!飛行機に乗り遅れそう!そんな時でも諦めずに飛行機に乗るためにやるべきことをまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
空港には早く行って、搭乗手続きをして、荷物を預けて、、、と、やるべき事をを頭ではわかっていても、不可抗力で電車やバスが遅れたり、楽しくて時間を忘れてしまったり、疲れていて余裕がなくなってしまいますよね。
締切時間20分前ギリギリになりそうでも諦めないでください!
飛行機に乗れる可能性は十分にありますので、予約情報をすぐ伝えられる状態にして急いで航空会社係員へ伝えてくださいね。
飛行機の自分の座席までダッシュ!できるように、最短時間・最短距離で搭乗口へ行けるように、頑張ってください!
good luck!!
▼飛行機に乗り遅れてしまった時のチケットの対応方法はこちらで解説しています!